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「森永DARS」PR施策を実施 モンゴル国内をPRジャック

日本でもおなじみのチョコレート「DARS(ダース)」をはじめ、森永製菓の人気商品をモンゴルで展開開始。現地法人の設立に加え、コンビニ型のアンテナショップ展開も視野に、モンゴルでの日本ブランドの定着を目指しウランバートルを中心にPRジャックを行いました。

モンゴルの人々に、日本のお菓子を届けたい

今回のプロジェクトでは、単なる「輸出」にとどまりません。日本のトップクリエイターたちとともに、広告・イベント・PRを含む大規模なプロモーションをモンゴル国内で展開。まさに日本発の“総合的なブランド体験”を創り出す取り組みです。

首都ウランバートルをまるごとジャックする広告展開
・地元テレビ局でのTVCM放映
・市内一等地「Eco International Tower」への大型OOH広告掲出
・ラッピングバス10台が市内を走行
・バス内デジタルサイネージでCMを放映
・市内18か所の主要バス停にも広告展開
・ラジオCMでドライバー層にもアプローチ
・国内有力モールでの特設販売コーナー
・全国テレビネットワークのホーム画面でも広告掲出

日本ブランドと“未開拓市場”をつなぐ使命

モンゴルの消費者は「新しいものに対して積極的に手を伸ばす一方で、飽きるのも早い」という特性を持っています。そんなインサイトから私たちは、「継続的に愛されるブランド体験」をどう構築するかをテーマに掲げました。

森永製菓の「DARS(ダース)」は、一見するとシンプルなチョコレート。しかし、そこには“たくさんの愛をシェアする”というストーリーが詰まっています。12個に分かれた一口サイズのチョコレートは、誰かと分け合える優しさの象徴。単なる味覚ではなく、“心に残る体験”として伝えることができると考えました。

また、モンゴルでは日本のアニメーション文化が根強い人気を誇っており、言葉に頼らず“感覚で伝わる”表現が非常に効果的です。そこで私たちは、言語に依存しないアニメーション形式のTVCMを開発。ローンチのタイミングに合わせて、OOH広告やインフルエンサーによる発信を立体的に展開することで、まだ見ぬ日本ブランドである「DARS」の存在を、瞬く間に多くの生活者に届けることができました。

モンゴル市場における“共感”を設計する

Onono Corporationは、日本の商品がまだ届いていない国々に向けて、買付から販路開拓、販売教育、プロモーション設計までを一貫して手がける、新しい形の商社です。今回、森永製菓とともにモンゴル市場に挑戦し、現地法人の設立から売り場設計、広告戦略までをゼロから構築。単なる流通にとどまらず、ブランドが“愛され続ける仕組み”を現地に根づかせました。

広告インフラが整っていないモンゴルにおいては、現地最大手パートナー「アルタンジョーロー」と連携し、テレビ局やモールと協働。非言語のアニメーションTVCMや交通広告を軸に、日本ならではの表現で都市の風景に溶け込む立体的なプロモーションを展開し、多くの生活者の心をつかみました。

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